国際交流・教育研究プログラム INTERNATIONAL/ RESEARCH PROGRAM
国際交流プログラムー研究者・学生交流
米国大学教授による特別マネジメント講座 秋セメスター開講
ウエスタンケンタッキー大学から招聘された特任教授による特別マネジメント講座が、秋セメスターとして開講しました。本講座は春セメスターに対面授業、秋セメスターにはオンラインで実施されています。
今セメスターのテーマは「Ethics in Leadership(リーダーシップにおける倫理観)」です。グローバルビジネスで成功するために不可欠な要素を学ぶ本講座は、春セメスターで「異文化適応力」に焦点を当てましたが、秋セメスターでは「グローバルリーダーシップの条件」として、リーダーに求められる倫理観(Ethics)を深く学びます。
米国大学の教授・学生を迎え『世界につながる』を展開中
Globizは、ウェスタンケンタッキー大学より特別招聘教授を迎え、マネジメント(経営)に関する集中授業を行うプログラムを提供しており、本学の学生との積極的な交流を促進し、国際的な視野と理解を深めます。2024年は、ケンタッキー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ペンシルベニア州の大学生15名が参加し、グローバルリーダーシップとクロスカルチャーについて学びました。
クロスカルチャーとは、異なる文化や背景を持つ人が交流し相互に学びあうことであり、国際的なビジネスを行う上で非常に大切な役割を果たします。
Global Leadership/ Cross Cultural Intelligence 授業
日米学生のデイベート討論会
参加した本学の学生のアンケートより
クロスカルチャー討論会では古都京都の文化財について紹介しました。あまり気にしていなかった金閣寺の上にいる鳳凰について質問があり、自分自身も知識を深めることができました。また、色々な人と会話して日本人と米国人の考え方の違いを体感できたのは楽しかったです。
小張教授による米国学生の指導
ノースカロライナ州サラ・フェアさんからのメッセージ
Globizの学生との交流の中で日本文化などアメリカにいては触れることのできない貴重な体験ができたのは嬉しかった。毎年この時期に行われるプログラムなのでまた参加したい。
学生の国際交流と海外留学
私たちの大学は、20カ国、230の大学との国際的なパートナーシップを誇りに思っています。学生たちには、以下のプログラムを通じて、世界中の知識と文化を体験してもらいたいと考えています。
オックスフォード大学 Hertford CollegeのBritish Cultural Program
希望者が参加できる文化交流プログラムです。英国の歴史ある大学で学ぶ経験をし、グローバルな視点を養います。
Western Kentucky Universityの夏季研修プログラム
アメリカの大学での夏季研修を通じて、専門知識と国際感覚を深める機会を提供します。
海外インターンシップ
実務経験を積みながら、世界各地の企業で働くチャンス。多様な業界でのプロフェッショナルスキルを磨きます。
毎年5月には、米国からの若い学生たちがクラスを訪れ、異文化交流を深めています。
専門領域でのプログラム
- (TOEFL IBT 79点以上が必要):
- ビジネスマネジメント
- マーケティング
- プロジェクトマネジメント
- コンピュータプログラミング
- 国際経済学
- 公共政策
- 政治学
- 認知科学
これらのプログラムに参加することで、学生たちは世界を舞台に活躍するための知識とスキルを身につけることができます。
AI/VR利用先端教育
先進的なAIとVRを活用した教育
当大学では、最新の技術を教育に積極的に取り入れています。特にAIとバーチャルリアリティ(VR)を活用した教育方法で、学生たちの学習体験を一層豊かにしています。
AIによる英語教材「Scribo」
AI技術を用いた「Scribo」システムを採用しており、学生たちの英語学習を効果的にサポートしています。このシステムは、個々の学生の学習進度に合わせた教材を提供し、より効率的な学習が可能です。
英語力の定量的評価
学生の英語力の伸びを正確に評価するために、「CASEC Computer 試験」と「英語スピーキングテスト PROGOS®」を実施しています。これらの試験は、客観的なデータに基づき学生の進歩を測定し、教育の質をさらに向上させるための重要な指標となっています。
これらの先端技術を活用することで、学生たちはグローバルな社会で必要とされるスキルを効果的に身につけることができます。
VR環境を実践的な英語学習に活用 ~ TOEICスコアが1年で222点アップ
本学では、VR環境の英語学習への適用について研究を進めています。
最近の英語教育には、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのXR技術が活用されています。これまで取り組んだVRを適用した双方向学習( Interactive Learning )では、英語学習効果の改善が実証されています。リアルな英語を重要視しながらもメディアを利活用することを目指す本学において、学習者に多様なコミュニケーション体験機会を提供することで‘Use English’を実践しています。